和歌山の旅 友が島の旅  2024.4.20

 紀淡海峡に浮かぶ4島(地ノ島、虎島、神島、沖ノ島)を総称して友ヶ島と言い、加太港から定期船(20分)で渡る沖ノ島では砲台跡を巡るハイキングコースが また、日本標準時子午線(東経135°)が通る島の西端では、日本で8番目に建築された白亜の洋風灯台が、今も紀淡海峡を往来する船舶の安全を見守っています。

洋式灯台、第2砲台跡、展望台、第3砲台跡、桟橋をめぐって約2時間30分の風光明媚な散策コースです。

島内中央部の深蛇地では、湿地帯植物が群生しており、約400種もの植物を見ることができます。植物に興味のある方は是非いちど、足を運んでみてください。

また、古い歴史をもつこの島は、役の行者に始まる修験道にまつわる史跡や行場も現存します。夏場は家族連れでの磯遊びなどに最適の島です。


茨木酒造 試飲会・住吉神社参拝      2024.2.10

 〇 住吉神社 (明石市魚住町中尾1031 ☎078-946-0417JR魚住駅の南へ約20

海路の神として古来より崇敬を受けてきた神社です、初代明石城主・小笠原忠真が寄進した能舞台など多数の文化財が残るほか、春にはフジ、初夏にはアジサイが咲く花の名所で、鳥居から播磨灘を臨む風景は多くの人を魅了します。

 

 茨木酒造(明石市魚住町西岡1377 ☎078-946-0061

明石は江戸時代から酒造りが盛んで「西灘」と呼ばれ、日本一の酒どころ、灘五郷に対する「西」だ。 明治時代の最盛期には68軒の蔵があったが、現在では6軒に減っている。その1軒である「茨木酒造」も江戸時代から続き、創業176年目となる由緒ある蔵だ。  この蔵では代々当主が清兵衛の名を受け継いでいる。

杜氏である「茨木幹人」の父が8代目で、いずれ幹人さんが9代目を継ぐことになる。 幹人さんは 東京農業大学の醸造学科を卒業し、蔵に戻り丹波杜氏。の下で2年間修行した後、3年目から杜氏として酒造りを切り盛りし、2022年全国新酒鑑評会で金賞を受賞。  来楽だけにしかない花酵母を使った日本酒「アベリア」は 女性や初心者にもおすすめの一品です。

もちろん、純米、純米酒、大吟醸酒、純米大吟醸酒など豊富に取り揃えております。


県立美術館と「なぎさ公園」  2024.1.20

みぬ神社じんじゃ (神戸市灘区岩屋中町4-1-8) 阪神岩屋駅の南西約150m

本来の祭神は女神のミヌメ神(敏馬神)で、古来より神社の前は離縁を恐れて花嫁行列は通らない、様々な縁切の方法が伝えられている。

万葉歌人「柿本人麻呂」の『玉藻刈敏馬(たまもかるみぬめ)を過ぎて夏草の野島(ぬしま)の埼(さき)に舟近づきぬ』

 

〇 兵庫県立美術館(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 ☎078-262-1011

阪神大震災後の「文化の復興」シンボルとし2002年にオープンした 地元では「芸術の館」という愛称で親しまれています。世界的建築家・安藤忠雄氏が設計を手がけた建物で、延床面積約27,500平方メートルという西日本最大級の規模を誇ります。収蔵作品は10,000点を超え、大きく国内外の近代彫刻と版画、日本近代の名作、兵庫県ゆかりの作品、関西の現代美術のテーマに分けて展示されています。

  

〇 なぎさ公園(神戸市中央区脇浜海岸通1

  防災拠点としての機能も兼ね備えた、海沿いの風が気持ち の良い公園です。芝生広場や少し変わった遊具があり周辺施設も充実しています。



今井町の旅「称念寺と環濠散策」   2023.12.16


〇 今西家住宅 橿原市今井町3-9-25 0744-25-3388

  今井の惣年寄筆頭をつとめた家筋である今西家の邸宅。1650(慶安3)に建てられた、別名「八つ棟」(やつむね)と呼ばれている建物で、国の重要文化財に指定されている。本町筋に面した建物は、白漆喰塗りごめの外壁で、入母屋造り破風を前後くい違いにみせ、本瓦で葺いた城郭のような外観をもつ。中は柱をたてず広い空間があるのが特徴で、ここで裁判が行われ、いぶし牢(拷問部屋)も残っている。※建物保護のため土間からの見学となります。見学は事前に申し込みが必要 

  称念寺 橿原市今井町3-2-29 ☎0744-22-5509

今井町は、寺院の境内地を中心に発展した寺内町です、その中核となるのが称念寺で、今井御坊、南之御堂とも呼ばれています。 17世紀初期頃に建てられた本堂は、入母屋造本瓦葺の大きな屋根を持つ、非常に立派なものです。境内には他に、鐘楼、太鼓楼、客殿、庫裡、対面所などがあります。 橿原市指定文化財の「太鼓楼」は太鼓を備えて鳴らすための建物で、18世紀中期頃の建築とされています。重層の建物は、上層が入母屋(いりもや)造りで、南側には花頭窓(かとうまど)が設けられています。

 

〇 音村家住宅 橿原市今井町1丁目10-13 ☎0744-23-0089

細い格子と白漆喰のツシ2階が印象的、屋号を細九と称する金物問屋で、母屋は切妻造、角座敷、離れ座敷に特徴がある。 



神戸森林植物園    2023.11.18

〇 紅葉の見ごろ:イロハモミジやオオモミジ、ウリハダカエデ、ハナノキなど紅葉を代表するカエデ属だけではなく、秋に色づく38種、約3千本の樹木に出会えます。木々の色づきは、同じ種類、同じ木でも葉っぱ1枚ごとに染まり方がちがいます。冬に落葉する前、木々が魅せる秋の紅葉・黄葉をお楽しみください。

10月下旬から紅葉が始まり、12月上旬頃まで楽しめます。 

〇 森林もみじ散策会(11/18)

案内スタッフのガイド・解説を聞きながら、華やかに彩られた秋の森を散策します、案内スタッフ1名につき20名程度に限定して、約1時間30分程度のご案内となります。  午前の部 1030~ 午後の部 1330

                                               当日受付ですので、開始時間までに受付をお済ませください。 

〇 六甲山のキノコ展(~11/26

六甲山地および園内で見られる多種多様なキノコ(標本)を一堂に集め、写真とともにご覧いただけます。

キノコの不思議な世界を知れば、森がさらに楽しく!

 


宇治の旅「平等院と鳳凰堂」 2023.10.18

宇治十帖(紫式部「源氏物語」の最末尾にあたる第3部で「光源氏」死後の物語)

作者は紫式部娘である大弐三位では、古くから紫式部が作者ではないとする見解が有り。各巻ごとの本文の長さ、個々の文の長さのほか和歌、直喩、声喩、心理描写、色彩語、名詞、用言、助詞、助動詞の出現頻度、品詞の長さの12項目について調べた結果、個々の文の長さと助動詞の出現頻度以外の10項目について偶然では起こりえない違いが存在することから紫式部が作者である可能性が低いと発表されている。

 

 

 

平等院 宇治市宇治蓬華116 ☎0774-21-2861 拝観料600

鳳凰堂【 国宝 】:天喜元年(1053年)関白 藤原頼道によって建立の「阿弥陀堂」で、池の中島に建てられており『あたかも極楽の宝池に浮かぶ宮殿のように美しい姿を水面に映している 』堂内中央に金色の丈六「阿弥陀如来坐像」周囲の壁 及び 扉に「九品来迎図」 小壁に52躯の「雲中供養菩薩像」が懸けられている、当時の人々は「鳳凰堂」を地上に出現した「極楽浄土」ととらえていた。

 

鳳凰館 旧宝物館の老朽化に伴い、先端的設備を施した 第3世代ミュージアムとして2001年に開館、鳳凰堂を中心とした庭園と調和した外観を実現するため大半を地下構造としながら、管内は自然光を意図的に取り入れる照明の工夫、国内最大級のガラスウォールケースを使用し展示物に対する空間特性を生かす配慮をしています。

 

 対鳳庵 宇治市宇治塔川2 ☎0774-23-3334

宇治市営の茶室。平等院の鳳凰堂に相対していることから、「対鳳庵」と名付けられた。抹茶、煎茶などとともに季節のお菓子を提供するメニューがあるほか、自分でお茶を点てて、入れる事ができるお点前体験も実施される(要予約)。本場の宇治茶を本格的な雰囲気で気軽に楽しめる。※抹茶と煎茶、流派は日によって異なる。



神河町の旅「奥猪篠の棚田散策」


新野の水車

新野の水車の歴史は古く、元禄6年(1693年)以前から存在していたといわれています、流量豊かな水路に直径約3mの水車が11基点在。

近くには清流にしか生息しない梅花藻(バイカモ)も見られ、自然豊かな田園風景、守るべき美しい原風景に出会えます。

四季折々いろんな顔を見せ自然と調和する水車風景は人気の撮影スポット

奥猪篠の棚田

312号線沿い、生野峠の南集落「猪篠」のさらに奥の「奥猪篠」に棚田はあります、広がる棚田と白岩山の山すそを這い上がって行くように通る道は心和ませ、郷愁と新鮮ささえ感じる心やさしい農村の眺めです。

緑の階段のような棚田は、周囲360°遮るものがありません。

 

新野の水車

新野の水車の歴史は古く、元禄6年(1693年)以前から存在していたといわれています、流量豊かな水路に直径約3mの水車が11基点在。

近くには清流にしか生息しない梅花藻(バイカモ)も見られ、自然豊かな田園風景、守るべき美しい原風景に出会えます。

四季折々いろんな顔を見せ自然と調和する水車風景は人気の撮影スポット



播磨中央公園と「滝野温泉ぽかぽ」

 

兵庫県立 播磨中央公園加東市下滝野1275-8 ☎0795-48-5289

五峰山麓の丘陵地帯にある、森林に囲まれた丘や大小の池が散在する都市公園。

広大な敷地には、遊具のある子どもの森ゾーンをはじめ、自然散策ゾーンやスポーツゾーン、さいくるらんど、フラワーゾーンなどに分かれており、様々な施設が備わっています。

「ふじいでんこうさいくるらんど」には、大人数で乗るタイプや、三輪車くらいの小さな自転車、チャイルドシート付きのものなど、珍しい自転車が目白押し。たくさんあって迷います。

 

滝野温泉 ぽかぽ:加東市下滝野1283-1 ☎0795-48-1126

お風呂は加東市の名所をイメージした造りで、古来から播磨高野と賞されている『五峰山』をイメージした『山の湯』、加東の名勝『闘龍灘』をイメージした『川の湯』に分かれています。各露天風呂は山や青空を望み開放感たっぷりで四季折々の風情が楽しめます。

泉質:地下1300mより湧く、塩化物泉(カルシウムイオン、ナトリウムイオン、塩化物イオンなどを含む)で、太古の海水のミネラルを豊富に含む塩泉で体の芯からじんわり温まり、入浴後の保温効果に優れている。